2016.04.03

島キャン生が「与論についてちょっとアツく語る会」を主宰!

こんにちは、事務局の田島です。

春の島キャンの忙しさにかまけて、
気づけば3月が終わってました…
月一更新間に合わなかった。
ことすら忘れてた。ぽかーん。

さてさて、2016年の春の島キャン生が
全員就業を終えました。

2月3月とあっという間だったなぁ。
66名の島キャン生が
それぞれの体験をしてきたわけですが、
今回は、島キャン生発で、
新たな取り組みが生まれました。

「与論についてちょっとアツく語る会」

島の方々を集めて、
島についてディスカッションする会。

島キャン生発のこういう企画はとても嬉しい。
全力で応援したい。

というわけで、当日のようすを紹介します!
※といっても、私は現場にいなかったので、
島キャン生からの日報などから読み取って、
当日のようすをお伝えします。

◆企画にいたるまで
今回の企画は、与論島就業していた
島キャン生3人が発案者。

島キャン生が与論で生活してきたなかで、
「島の人の与論愛を聞きたい」
「みなさんに語りの場を作りたい」
「島の色んな人と話してみたい」
と思っていた。

ではそれを形にしてみては!と、
就業先の方々はじめ、
いろんな方から背中を押していただき、
企画するに至ったそうです。

◆当日の進行
集まるか集まらないか、ドキドキの中、
20名を越える、さまざまな年代の、
さまざまな分野で活躍なさってるみなさんに
集まっていただきました!

当日の流れは下記のとおり。
①島キャンで学んだことの報告
②島の方と島キャン生のグループワーク
③島の方からの感想

①島キャンで学んだことの報告
それぞれが島キャンで学んだこと、
与論について思っていることを発表。

1人は教育について語ったそうです。
これから与論にとって大切になるのは教育。
自分で仕事をつくれる能力が
必要になるんじゃないか、と。

いいねいいね!


②島の方と島キャン生のグループワーク
3つのグループに分かれて、
インターン生から島の人に
聞きたいことを質問する。


とあるグループでは、
与論の特徴について意見を伺いました。

そこではこんな意見があがりました。
・地域性を保ちながらも、
人の流れが多いため淀まず
洗練されていった島。
・農家もできれば、
商業や漁業もできる、
生きる力の強いスーパーマンが多い。
・昔の若者は島への劣等感からか、
都会に出たいと思う若者が多かったけど、
今は教育もしっかりしてきて、
島に自信が持てるようになり、
島の良いところを言える若者が増えた。

とあるグループでは、島の課題についてききました。
人口減少、観光への認知度、
町民の意識改革、防風林などが
挙がっていました。

防風林は台風の被害を防いでくれる。
やっぱり、島にとって台風の被害は大きくて、
それによって農作業もストップするし、
修復に時間がかかってしまう。

防風林を植えることによって
少しは緩和できるそうです。

あと、観光については
増えすぎるのも島民にとって
よくないんじゃないか?という意見もありました。

ほどほどがいい。
このほどほどがどのラインか
見極めるのは難しいが、
昔みたいに一過性のブームに
乗っかってもすぐ飽きられる。

そうではなくて、
のいいもてなしをして、
質のいいお客さんを育てて、
リピーターを増やす。
やみくもに増やすのではなく、
ファンを増やす。

そうやって観光を盛り上げるのが
いいのではないか、と話してくれました。

確かに、今の時代の流れとしても
大量生産で増やすばかりではなく、
ひとつひとつを丁寧にして、
質を上げる方が合ってる気がすると、
島キャン生も思ったそうです。

③島の方からの感想
「なかなかこういう機会がないから
いいきっかけになった」
「月に1度くらいで、
また開催してほしい」
という声をいただけたとのこと。

ん~、島キャン生、
いい仕事しました!

◆事務局からひとこと
というと偉そうですが(笑)

いやー、こういう取組み、
めちゃくちゃいいなぁと思います。

今回のは、
外部からきた島キャン生だからこそ
出来た企画かなとも思います。
島キャン生が声を掛けたからこそ、
色んな世代、職業の方々を
集めることができたのではないかと。

それに、島民同士だと、
こういうアツイ企画は
ちょっとこっぱずかしくて
なかなかやれないのでは。
私も自分の会社「カケハシ」について
ちょっとアツく語る会とか
やらないもんなぁ。

島キャン生発の企画、
島キャン事務局として、
超応援します!

島キャン生だから、
大学生だから、
出来ることがあると思う。

島キャン事務局も仕掛け続けていくけど、
人数的にも限界がある。
島キャン生はいままで数百人といるわけで、
その力が合わされば、
いろんなことが出来ると思う。

@島でも帰ってきてからでも、
何か仕掛けられそうなことがあったら、
ぜひぜひやっていこう。
もし一人じゃできない、
ってものがあれば、
事務局に相談に来てください。

どうやって実現していくか、
一緒に話し合って、
なんとか形にしていけたらなと
思います。

・・・と、なんだか最後は、
私がアツく語る会になってしまった。

それではまた~

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