うがみんしょーら!学びと遊びの2週間
「勉強は嫌なもの」
私はずっとそう思ってきました。大学受験のためにに通っていた塾も学校の補講も嫌々で、「早く大学生になって勉強から解放されたーい!」そんな風に思っていましたし、大学入学後も期末試験や語学の小テストがあるたびに愚痴を言っていました。
私は普段、アルバイトで塾講師をしているのですが、そこでも生徒からは「勉強が嫌だ」という声をよく聞きます。
しかし、奄美大島の島キャン予備校に通う学生たちはそうではありません。私が島キャン予備校で働いた2週間の中で、生徒から勉強に関してネガティブなワードを聞くことは一度もありませんでした。この点において、私が普段都会で教えている生徒達に比べ、島キャン予備校に通う高校生たちはストレスを感じずに勉強に向き合うことができている、という特徴があると感じました。ここが生徒達のいいところであり、そんな子達を見て勉強イヤ~!と言っていた自分が少し恥ずかしくなったりしました。(笑)
一方、勤務する中で、予備校生達には大学受験や大学そのものに関する情報が不足していると感じました。島では大学受験をする人の方が少数派であるため、周囲に大学受験を経験した先輩が少なく、また学校自体も進路指導に積極的ではないようです。「やる気はあるが情報が少ないため、間違った基準で志望校を選択してしまったり、勉強方法がいまいち分かっていない」というのが予備校生の現状でした。
私がこの2週間で予備校生たちにできることは何だろう?と考えたときに思いついたのは、自分の持っている情報を与えるということでした。
2週間という限られた期間だったので、私は以下の2点に絞って行動しました。
①大学入学後の生活を紹介してワクワクしてもらい、勉強のモチベーションUPにつなげる。
②受験勉強に必要な計画性の大切さを伝える。
毎日計画を立てているか確認したり、大学生活を紹介するコラムを作成したり…。就業最終日の前日には、予備校生対象にセミナーを開き、大学生の4年間や受験勉強の方法について学んでもらう機会を作ることができました。セミナーには私以外にも島キャン生2名、予備校の卒業生1名が来て、高校生たちに向けて話をしてくれました!
私の2週間の行動がどれくらい予備校生に影響を与えられたのか、はっきりとは分かりませんが、おそらく大きな成果とは言えないと思います。それぐらい2週間という期間はあっという間に過ぎましたし、やり残したなーと思うことも多くあります。
しかしながら、セミナーが終わった後に予備校生たちから「大学生活が楽しみになった」「勉強計画の重要性がよくわかった」という声を聞いたときは、自分の開いたセミナーには意味があったのだという達成感を感じました。また、2週間でこなすことができる仕事量は意外と少ないと分かったこと自体も大きな学びです。
この2週間の間に予備校で感じたり学んだことを忘れずに、これからの自分の糧にしていきたいです!
奄美大島の海は最高に綺麗!!!
沖縄より綺麗だと思います。休みの日に奄美で就業している島キャン生達と集まって加計呂麻島へ行きました。都会では見られない透き通った海でシュノーケル。奄美ならではの自然体験です!映像でしか見たことのないサンゴの群生やカラフルなお魚たちに終始興奮。(笑)
こんなに美しい海を見たら、ちゃんと守っていかなきゃと思います。
写真を見返すと、たくさんの想い出が蘇ります。同時にそこで出会った人々との会話や土地の匂い、聞いていた音楽も。どの写真を見ても楽しい思い出ばかりが溢れてくる!
奄美大島で出会った島キャン生や予備校のスタッフさん達、生徒のみんなに感謝です!
必ずまた戻ってきます!!!