島キャン実施レポート

はじめのいーっぽ!奄美ライフ

2019年夏 奄美大島
まちづくり奄美
8/1-8/15
中央大学文学部  伊藤まりん
島おこしインターンシップ
わたしの目標
真面目にパソコンとにらめっこ

なんとなくつまらない毎日。新しいことをしたくてなんとなく申し込んだ島キャン。はじめてづくしの奄美での生活はかけがえのないものでした。

私のまちづくり奄美での就業の目標は、自分なりの街歩きコースを完成させること。初日は近所の商店街や役所にごあいさつ回りに。これから島での2週間が始まることに対するワクワク感と一人で生活する不安と同時にスタート。9-17時の就業のなかで、事業所内でコース作成やネットを使って調べたり。基本的には外で自転車を乗り回して散策。普段の日中は、外にずっといないので、汗だくになりながら実際に足を運びマップ作りに専念しました。最終的にしおりを作り、自分のなかで満足いくものを完成させ、形となって残すことができました。そこには街歩きコースに加え、休憩スポットやお土産屋さんのマップのページ、私が奄美で食べたものの写真が載っています。こだわり満載です(笑)

地域の絆
商店街でのお祭りの様子

名瀬で過ごして感じたことは地域の関係の深さ。役所と民間がお互いに言い合える関係の重要性がうかがえました。小さな街だからこそ距離が近く、一緒になって名瀬商店街、地域を盛り上げる環境が整っていると感じました。東京に帰って自分の地元の自治体の見方が変わったきっかけともなりました。お祭りや地域のイベントは、奄美のように地域の方々が一生懸命動いてくださっているからこそ当たり前のように続いていっているのだとわかりました。私自身地域に還元していることは少ないかもしれないけれど、それを知らないでなんとなく生活するのと、感謝の気持ちを忘れないのは大違いなので、地域でおこなわれていることに関心を持ちながら大好きな地元を大切にしようと思います。

海よりも山よりも人
実は人形…

自然豊かでとても魅力的。でもそれだけではない奄美で感じたことは、なによりも「人の温かさ」。就業先の人をはじめ、たくさんの方にお世話になりました。就業先の建三さんには車で、釣りや海、花火に連れて行ってくださり、お仕事しているだけでは体験できないことができました。特に私のなかで印象深いのは名瀬の花火大会です。実は私、花火大会と無縁でした、、、(笑)なぜかと言いますと、大学生になっていこうとした花火大会すべてが中止になる雨女っぷり。ですが、やっと奄美大島にて花火大会をちゃんと見ることができました!初めての花火が奄美大島というのも何かの縁、とゆっくりと話し、お酒を飲みながら見る花火は最高でした!帰り道大雨で自転車を爆走したのもいい思い出です。

また奄美の笠利に住んでいる農園の方のお家にお邪魔したのも、とっても思い出深いです。奄美の人は歌が好き、そしてうまいというイメージを確立した時間でした。食卓を囲み夕飯が終わった後、おもむろにギターを取り出し歌い始めたのです。最初はそんな風にみんなで歌うことがなかったので気恥ずかしさがありましたが、「なに歌いたい?」と聞かれて山口百恵さんの「夢先案内人」を気持ちよく歌ったらそんな思いも消えて楽しくなりました。普段の生活では考えられなかったこと。こんな家族での夜の過ごし方があるのかと驚いたと同時に意外とすんなり受け入れられた自分にもびっくりしました。

この奄美での2週間にチャレンジした自分を誇りに思います。

海での釣りも、花火も、一人暮らしも、テレビに出るのも、はじめてづくしの毎日が私の思い出です。奄美での体験をただの思い出にするのではなく、このはじめの一歩がバネとなってこれからも好奇心旺盛に多くのことを学び吸収する貪欲さを大切にしていきたいです。

奄美テレビに出たとき!
国直の海に連れて行ってもらいました
あまみFMでクイズに答えました!難しかった!