想像し行動することこそが学び
2週間ダイビングショップBEGLADで就業させていただいて、
体験ダイビングのアシスタントをさせていただいた際に、
またアシスタントとして、
2週間過ごすうちに、いつしか自分も島を
今回第1タームで喜界島に就業したのは私1人だった。
清水さんがお知り合いの元に度々連れて行ってくださったので、「
島で自営業の社長をされている方ともたくさんお話しすることがで
また、どこに行っても、ひと1人挟めばみんなが知り合いという環境
1人1人の距離が近く、みんながそれを受け入れている。 そんな環境を体感できたのも2週間という時間があったからだなと 改めて考える。貴重な機会だった。
喜界島は世界に3つしかないサンゴが隆起し続けている島の1つだ。これは学術的にもとても貴重で、島ではサンゴ研究所にて研究が進められている。
ダイビングのプロとして20年以上潜る清水さんはもちろん、仕事や趣味で素潜り漁をする方など、喜界島の海を詳しく知る島人は少なくない。その一方で当たり前すぎるこの美しさがとても価値あるものだと観光的なアピールが少ないように感じた。
体験ダイビングにいらっしゃるお客様のほとんどは島人の紹介で、喜界島に紹介ではなく観光に来る人は、奄美や鹿児島などアクセスのいい地域がほとんどだという。私はそれが本当にもったいないことだと感じた。
世界に3つしかないという特色を生かしてアピールすれば、島へ観光に訪れる人も増え、知名度も上がり、活気が増える。そして何より島人が内地(島人は本土のことをこう呼ぶ)の人や外国人と接する機会が増えることで、今の島の良さを知り、そして新しい魅せ方や産業を開発することにつながると考える。そのような「伝統を守り、変化を続ける姿勢」を持つことが、若者が島を離れないことと、ひいては島の人口流出にはどめをかけるきっかけの1つになるのではないかと考えさせられた。