島キャン実施レポート

奄美大島という場所

2023年夏 奄美大島
ネイティブシー奄美
8/15~8/28
信州大学/理学部  あき
沢山のはじめてを経験しました
ネイティブシー奄美での就業
製作した「長命草ビール」のポップ

私がやらせていただいたお仕事は、レストランのホールスタッフ、ルームの清掃、フロントスタッフ(事務)の3つです。

ホールスタッフの勤務時間は、11時~15時・17時~21時で、ランチとディナーに分かれています。ルーム清掃の勤務時間は、9時~18時で、間に1時間の休憩がありました。ベッドメイキングや、掃除機かけ、窓ふき、お風呂掃除などを行いました。フロントスタッフは、ルーム清掃が終わり次第入り、お客様からのアンケート集計や、ビールのポップ製作、シュノーケルなどのレンタル品の管理表作成、など様々な業務をやらせていただきました。

フロントスタッフ業務の際、一度お客様の空港までのお迎えに同行させていただく機会がありました。空港についたお客様に対して、ただ車まで案内するのではなく、スタッフの方が「大阪の方はお天気どうでしたか?」「こちらの気候はどうですか?」といったように声をかけていたのが印象的でした。自分がお客様の立場だった場合、このような声掛けがなかったとしてもマイナスな印象を受けとることは無いように思います。しかし、もし声をかけてくださったら嬉しいだろうなと思いました。何気ない声掛けが、+αの接客をするうえで大切なのだと感じました。

人と自然が共存する場所
仕事終わりに見た星空

奄美大島は本当に自然豊かな場所で、自然や生き物が大好きな私にとっては感動の連続でした。

毎朝、朝日を浴びてキラキラ輝く海のそばを通って就業先まで行きます。

道中では、赤色が美しいハイビスカスの花や、普段見慣れないような蝶に出会うことが出来ます。

休憩時間は海に入って色とりどりの世界を散策したり、浜辺でぼーっとしてみたり。

その景色を見ていると、よし、午後からの仕事も頑張ろう、という気持ちになります。

仕事終わり、晴れた日には満点の星空が広がります。

疲れたな、なんて思いながら、ふと見上げた空に無数の星が輝いていたあの瞬間は、言葉で言い表せないほどの感動でした。

(真っ暗な浜辺で、静かな波の音を聴きながら視界の端から端まで広がる天野川を独り占めする、なんて最高の贅沢もできました。)

「ここでは日常が大自然の中に存在している」ということを実感しました。

滞在中、お仕事が大変だと感じる場面は多くありました。Wi-Fiはありませんでしたし、部屋には様々な生き物が出没しました(笑)。ですが、2週間、ストレスを感じることは無かったです。それは、本当の意味で心を休める場所がすぐそばにあったからだと思います。島での生活は、心が豊かになる瞬間が沢山ありました。これが、島で暮らすことの最大の魅力なのではないかと思うのです。

最後に

事前知識として、奄美が自然豊かな場所であることは知っていました。海が綺麗であるということも知っていました。でも、実際に行ってみないと分からなかったことは沢山あって、その土地の魅力は現地に行ってこそわかるものだと思いました。

2週間で、私の世界は確実に広がったと思います。

ネイティブシーのスタッフの方をはじめ、沢山の方々が「また来てね。」と言ってくださりました。旅行の時、その土地に、「会いに行く人がいる」というのはとても嬉しいことです。

またいつか、あの場所に戻れる日が楽しみです。

立派で美しい蝶。島でよく見かけました。
スタッフの方から頂いた島バナナ
最終日に早起きをして見た朝日