島キャン実施レポート

改めて見つめる島の姿

2019年夏 加計呂麻島
来々夏ハウス
8/1~8/14
京都橘大学/現代ビジネス学部  りん
加計呂麻島の暮らし
島で「はたらく」
来々夏ハウスの看板

島で働くとは、都会で働くこととは何が違うのか。

まだアルバイトでしか都会で働いたことのない私にはその違いの詳細を明確には述べられないが、たった2週間という中でも確実に分かったことがあります。

環境と共存する、ということであると考えます。特に加計呂麻島では、天気の変化が激しく急に雨が降ってきたかと思えばまたすぐ止むなど、自然の変化が絶えません。民宿業務とはいえど、そういった自然環境に適応し、共存していくことが大切です。都会とは違い、昔ながらの知恵や経験を活かした、島ならではの自然に生きる働き方だと言えると考えます。

人と人との繋がり
来々夏ハウスから見える日の沈んだ空

 改めてこの瀬戸内町は、人と人との繋がりがとても強く、生活にも大きく影響していると感じました。

加計呂麻島の人々は、週に一度ほど、買い出しのために船で奄美大島本土に渡ります。そうして海を渡って通学する人もいます。その人々のほとんどが、会う人全てに笑顔で挨拶を交し、世間話をし、時には食材のおすそ分けをするなどの交流をしています。

私が都会に住むようになって以来、1度も見ることのなかった光景です。改めて私は、この島の人と人との繋がりからくる地域の暖かさを感じました。

絶品魚介類
伊勢海老のお味噌汁

民宿での業務で、お客様にはこの付近の海でとれた魚介類を食事にお出しすることがあります。

その際に余った魚介を、私たち島キャン生の夕食にいただけたことがありました。

特に印象的だったのが、伊勢海老のお味噌汁です。島に住んでいるとはいえ、なかなか伊勢海老など食べれるものではないので、非常に嬉しかったです。

伊勢海老の出汁がきいていてとても美味しかったです。

浜に落ちてたシャコガイ
ご主人の釣竿にかかってた魚
島ではよく食べるスパムおにぎり