島キャン実施レポート

喜びの島、「喜界島」から自然の力、島民の力

2017年夏 喜界島
喜界島サンゴ礁科学研究所
2017年8月30日~9月12日
法政大学現代福祉学部  江口 章
「喜界島」の原点は、「サンゴ礁」から始まり、様々な深い歴史が眠っている!
サンゴの島、「喜界島」からサン研を通じて学んだこと
第3タームと第4タームのサン研島キャン生と

第3タームの私が2週間就業した「喜界島サンゴ礁科学研究所」に隣接する「サンゴcafe」。2017年6月にオープンしたばかりの「サンゴcafe」このcafeの名称は、島の人たちがサンゴ科学研究所にcafeがあるからそのまま「サンゴcafe」にしたのだと聞きました。島の人にすぐに覚えてもらうのは、1番大事だと思います。サンゴcafeに訪れる方は、様々で島の方、研究所視察の方々、観光客などさまざまな人達であり、訪れる方たちと会話してみると色々とお話が広がっていきつい時間を忘れがちになります。
私が就業していて思ったことは、できたばかりのcafeなどは島の反対側などに十分情報が伝わってないということをチラシ配りをしながら実感しました。「サン研あるのは知っていたがcafeはよく知らなかった。」などいう声を聞き、飲食だけではないですが島で人に訪れてもらうためには、1番はいかに情報発信ができるかが鍵になるのだと思いました。

島の暖かさと人の温かさが絡み合った喜界島
地域おこし協力隊主催「豪雨の中で泥んこバレー」

私は、2017年の春に1カ月間ではありますが喜界島にボランティアとして農家さんの家に滞在していました。そのときに農家さんだけではなく、島人の人達からも「喜界島はなんもねぇだろ~」と言っていました。島人から見たら、見慣れた光景、当たり前である集落の人達同士の挨拶や助け合い、それが県外から来る人達にとってはとても魅力的であり、その魅力の虜になった私も2度目となる喜界島に行きました。島は、コミュニティが良い意味でも悪い意味でもコミュニティが狭い分、人と人との関係が深いのだと知りました。
私が行った第3タームの期間中、喜界島50年ぶり記録的豪雨がきて各集落で被害を被りました。その時にも、島全体で以前の島の日常に戻すよう各集落助け合い復興にむけて復旧作業を行い協力しあってる光景を見ることができました。

喜界島島人お祭り大好き!!
熱いぜ!!「上嘉鉄盆祭り」

私が喜界島に行ったときは、旧盆とちょうど重なり各集落で盆祭りが開催されていました。私は、計4カ所の集落の盆祭りに行きました。その中でも1番印象に残っているのは「上嘉鉄」という集落の盆祭り。ここの集落は、お祭り大好き人間が多いのかなんと夜の12時までひたすら盆踊りをし続けるというはたからみたら狂ってるんじゃないかと思うくらい皆元気がよく圧倒されていました。私は、40分くらいでリタイアしましたが盆踊りが始まったときから最後までいた人たちは、最後の方はキッレキッレの動きで盆踊りマスターになっていました。
各集落で盆祭りで特徴が異なり、ある集落ではクジで特賞が子ヤギなど島ならではのお祭りを味わうことができます。