沖永良部島、みへでぃろ~!
リリーファーム安田さんの所で主にワンジョビーチでのかき氷販売、農作業のお手伝いをおこないました。かき氷販売では、どう売ればよいのかわからずいましたが、ゆうみさんからの助言やお手本のおかげで順調に売り上げを伸ばすことができました。どうすればかき氷が売れるのか、お客さんが楽しんでもらえるのかを考えながら何かを販売するということは、今までにない経験でしたし、かき氷を買ってくれた時の喜びは大きいものでした。島の方や観光客の方ともたくさん交流でき、普段の生活では味わえない経験ができたと思いました。農作業では落花生の収穫や草取りなどをおこないました。汗だく泥まみれでおこなった農作業はこの先忘れられないものとなり、土や雨の大切さ、いかに天候に左右されるのかを身をもって知ることができました。安田さんのお母さんが言った、土は私たちにとって宝物なんだよという言葉がとても心に残っています。
私が沖永良部島で印象に残っていることを三つ紹介したいと思います。一つ目は知名町にある神社でおこなった相撲大会です。私はここで生まれて初めて相撲をしました。結果は全敗でしたがとても楽しい時間でした、いつかリベンジができるのならばきちんと練習を積んで臨みたいです。島では至る所に土俵があり、小学校で相撲をやるところもあるそうです。相撲大会が近くなると、土俵の上で相撲の練習をする子供たちをたくさん見かけました。二つ目はケイビングです。ケイビングとは洞窟の中をガイドさんと一緒に探検するというものなのですが、中には匍匐前進をしなければ通れないような狭い場所や、水の中に肩までつからなければ通れない所など、スリリングな体験ができます。洞窟の中は幻想的な世界が広がっています。少し費用はかかりますが、沖永良部島に行く人にはぜひ体験してもらいたいです。三つめはお祭りです。私が行ったお祭りは、内城小学校のお祭りです。うぐすなレンジャーの劇があったり、盆踊りをみんなで踊ったりと都会にあるお祭りとはまた違ったもので、町の人みんなでお祭りをしているようでとても楽しいものでした。うぐすなレンジャーと撮った写真は宝物です。
沖永良部島の人はみんなあたたかい人たちばかりでした。人と人との繋がりも深いと思いました。どこでお世話になっているの?と聞かれ、リリーファーム安田さんと答えると、まず知らない人はいません。かき氷の時に知り合った人が、役所の人の妹さんだったりとつながることも多かったです。島の方はみんな気軽に話しかけてくれて、ケーキや沖永良部の食べ物をプレゼントしてくれる方もいて、最後、島とお別れする際にはとても悲しかったです。都会では電車に乗っていると疲れている人や忙しそうな人ばかり見ますが、島の方はみんな元気でパワフルに感じました。時間が流れるスピードもゆったりとしていて、夕方の海を眺めるのは至福の時間でした。海を眺めているときでも、遠くからかき氷のお姉ちゃん達!などと声をかけてくれる人もいて、覚えていてくれるのが嬉しかったです。本当にあたたかい人たちばかりで、また絶対にこの島に戻ってこようと思いました。